ずっと、いっしょ
けんちゃんにとって、尾道市立美術館は、お庭のように居心地のよい場所でした。
美術館のまわりを散歩したり、日なたでのんびり過ごしたり。
やがて、人々が行き交う館内にも興味を示し、中へ入ろうとするようになりました。

そんなケンちゃんを、やさしく迎え、そしてそっと引き止める警備員さん。
その微笑ましいやりとりは、多くの人に親しまれ、
気づけば茶トラのゴッちゃんも仲間入りしました。

美術館に入りたい猫たちと見守る警備員さん。
美術館で繰り返されてきた2匹とひとりの何気ない日常は、
いつしか尾道を象徴する風景のひとつとなり、
多くの人の記憶に、やさしく残り続けています。
